DeNA-阪神 雨天強行で思い出される2年前の“泥試合”「阪神ファンの悪夢が…」

3回阪神2死二塁、見逃し三振に倒れ、立ち尽くす阪神 ジェフリー・マルテ=横浜(撮影・出月俊成)
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 「セCSファーストS・第3戦、DeNA-阪神」(7日、横浜スタジアム)

 試合前から降っている雨が時間とともに強まり、最後まで試合ができるか不安視するファンの声が高まっている。

 初戦を阪神、2戦目をDeNAがそれぞれ劇的な展開で制して迎えた最終戦。勝ったチームが巨人の待つファイナルステージに進む。DeNA・平良、阪神・高橋遥の先発陣がしっかりと序盤を封じ、両チーム無得点のまま三回を終えた。

 心配なのは天候だ。試合前から降り出していた雨は回を重ねるごとに強くなり、グラウンド状態にもそろそろ影響が出そうだ。

 DeNAと阪神のCSファーストSということで思い出されるのが2年前。甲子園で行われたCSファーストS第2戦になる。初戦を制した阪神は2連敗しない限りは突破という状況で、10月15日の第2戦を迎えた。

 雨の中、定刻より1時間3分遅れでプレーボールを強行した試合は序盤からグラウンドに水が浮く状態で、本来のプレーができるはずもなかった。整備を重ねる中で何とか九回を終えたが、阪神は6-13で敗戦。翌16日の雨天中止を経て、17日に開催した第3戦でも1-6で連敗し、敗退が決まった。

 ネット上では2年前を思い出し「2年前の“泥試合”再び?」「雨と言えば、阪神ファンの悪夢がよみがえる」などとの書き込みも続いている。

 なお、降雨ノーゲームの場合は、8日に第3戦を仕切り直し。降雨コールドの場合は規定により、勝利チームが勝ち抜け、引き分けならば順位上位チームのDeNAが勝ち上がりとなる。

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