5点ビハインドからトラ逆襲 六回に陽川の一打で同点

 6回、バットを折りながらも同点の適時打を放つ陽川(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)

 阪神打線が5点ビハインドをはね返し、同点に追いついた。

 反撃ムードが生まれたのは5点を追う五回。1死から2番・北條が右前打、ここまで2安打の3番・福留が四球を選び、一、二塁の好機。4番・糸井は中飛に倒れたが、続く陽川が四球で2死ながら満塁と、カラシティーを攻め立てた。

 ここで6番・ロサリオが、カウント1-1からの3球目、134キロのチェンジアップをライトの右へはじき返した。2者を生還させる適時打でこの回2点を返した。

 勢いづいた打線は六回も猛攻。先頭梅野の中前打を含めて5安打を集中。糸井、陽川の適時打などで一挙に3点を奪い、試合を振り出しに戻した。

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