掛布SEAがヤクルト視察で警戒 青木に「うまくて強い」

ヤクルトキャンプの視察に訪れた掛布SEA。右は小川監督=沖縄県浦添市(撮影・堀内翔)
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 阪神・掛布雅之SEA(62)が9日、空路で沖縄入り。ヤクルトのキャンプ地である浦添市民球場を訪問し、練習を視察した。

 紅白戦が終わった後、グラウンドへ現れ、小川監督や7年ぶりに復帰した青木らにあいさつ。特に指揮官とは習志野高校の先輩後輩という間柄もあり、身ぶり手ぶりを交えて約15分話し込んだ。その内容として「選手がどこでどういう意識を持ってプレーするか。そういう部分を変えようとしているんじゃないかな」と、昨季最下位に沈んだツバメ軍団を警戒した。

 ただ、「ある程度いい距離感を作って、他球団を見ないといけない」と、阪神のオーナー付きアドバイザーという立場を考慮しての意見交換となった様子。11日にも阪神の坂井オーナーと会って、報告を行う予定だ。

 7日にキャンプに合流した青木はこの日、バレンティンと並んでフリー打撃などを行った。掛布SEAは「うまくて強いよね」と日米通算2058安打を誇る巧打者を評し、アメリカ帰りのブランクについても「感じないですね」とうなずいた。

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