開幕オーダー決定!残り3戦で臨戦態勢
「オープン戦、中日2-3阪神」(19日、ナゴド)
腹は決めた。試合後、阪神・和田監督は「ここからは試している時期じゃない」と開幕オーダーを固めたことを明言。この日の1番~8番までが、27日・中日との開幕戦(京セラ)の打順だ。
開幕戦の“前哨戦”となったこの日の一戦。打線は、四回にゴメスにチーム26イニングぶりの適時打が飛び出した。さらにマートンと福留の犠飛で2点を追加した。だが終わってみれば、3安打と手放しでは喜べない。
虎将も「ヒット数からいうと効率がいいといえばいい。でも5、6点取らないと(今日のように)終盤にもつれてしまう」。相手のミスや隙にきっちりつけ込み、大量点を奪っておきたかったが…。開幕カードで対決する相手に嫌なイメージを植え付けるまでは至らなかった。
「ほぼ臨戦態勢。そのような形で入っていきたいと思います」と残り3試合のオープン戦も同じ打順で戦う構えだ。野手陣に奮起を求めつつ、開幕オーダーの爆発を待つしかない。