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メッセ、助っ人44年ぶり2戦連続完封狙う

 アップで汗を流すメッセンジャー(撮影・田中太一)
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 アップで汗を流すメッセンジャー(撮影・田中太一)

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(30)が、球団44年ぶりの快挙に挑む。24日の広島戦(甲子園)先発に向け、23日は甲子園で指名練習に参加した。前回17日のヤクルト戦(ほっともっと神戸)で、来日3年目で初完封を果たし2勝目。阪神の助っ人では1968年のジーン・バッキー以来となる2戦連続完封を目指す。

 約半世紀ぶりの大記録になることを知らされると、助っ人右腕がつぶらな瞳を輝かせた。「もしそれができたらうれしいね」。笑みをたたえた顔に気負いは感じられない。虎助っ人では44年ぶりの2戦連続完封に向け、メッセンジャーが確かな自信をのぞかせた。

 10日・広島戦は7回2失点で初勝利、前回17日はヤクルト打線を9回4安打9奪三振にねじ伏せ、来日3年目にして初の完封勝利を飾った。1週間たった今も好調を実感しており、「過去2回と同じようなピッチングができれば」と腕をぶす。

 長い歴史を持つタイガースにあって、2戦連続完封を果たした外国人投手は、日系2世の若林忠志とバッキーの2人しかいない。バッキーが68年7月に達成したのが最後。バッキーは64年に29勝を挙げ、外国人では史上唯一の沢村賞を受賞した。虎党から「投のバッキー、打のバース」と称される大投手だ。

 “最強助っ投”に肩を並べるチャンスを得たメッセンジャーだが、「チームが勝つピッチングをすることが大事だよ」とあくまで自然体を強調する。その上で「もちろん先発として登板する以上は9回を投げ切るつもり」と力を込めた。記録を意識することなく、普段通りに1つ1つゼロを並べていく。その先に歴史的偉業があるというスタンスだ。

 ただ期待は高まる。広島からは10日に1勝を挙げ、昨季も2試合に先発して2勝負けなしと、コイ料理を大の得意にしている。相手打線の印象を問われ、「自分としてはヒミツ」とおどけた笑み。快挙達成に向け、絶好の相手を迎え撃つ。

 24日の登板後は今季初の中5日で30日(東京ドーム)と来月6日(甲子園)の巨人戦に向かう予定。「(登板間隔は)逆に短い方がうれしい」と頼もしい。前回はちょうど100球で完封勝利。フル回転に備えるためにも、今回も“省エネ完封”で球史に名を刻む。

(2012年4月24日)

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