阪神の和田豊監督(49)が宜野座キャンプ休日となった20日、宿舎で報道陣に対応し、23日に宜野座で行う紅白戦に主力選手を全員、出場させる方針を明かした。またテレビ出演の際には4番について新井の起用を基本線としながらも、復活を期す金本も候補に入ってくると明言。他に城島、ブラゼルの一塁争いや、センター争奪戦など、紅白戦から定位置争奪戦の火ぶたが切って落とされる。
ベテラン、若虎、入り乱れてのレギュラー争奪戦がいよいよ本格化を迎える。和田監督はキャンプ休日となったこの日、「23日から全員が実戦に入ってくる」と明言。23日に宜野座で行われる紅白戦から、9つのレギュラーポジションだけでなく、打順も含めたガチンコ勝負に入ってくる。
ここにきて、注目を集めてきたのが4番争いだ。和田監督は朝日放送のニュース番組に生出演した際に「新井が中心になるけど、金本が元気。スイングが戻ってきている。4番を争うところまできている」と断言した。金本VS新井‐。23日には新井も初実戦を迎える予定で、両軍の4番に分かれて争奪戦第1ラウンドになる可能性がある。
金本は19日の巨人戦に出場し、3打数無安打に終わったが、豪快なフルスイングを披露。右肩棘(きょく)上筋断裂の影響を感じさせないほど内容の濃い打席を見せており、現状では4番を争っても何ら不思議はない。
前クールで体のハリを訴え、シート打撃などを回避していた新井も、フリー打撃では柵越えを連発。キャンプ序盤からフルスイングするのではなく、センターから右方向へ打ち返すなど、しっかりとスイングを作り上げてきた。昨年よりも打球の質や飛距離は向上しており、4番でのフル出場へ調整は順調だ。
指揮官はブラゼル、マートンの両外国人選手についても、23日からの出場になる予定を示唆。すでに城島が19日の巨人戦で中前打と無難な守備を見せており、定位置を争うブラゼルはそれ以上の内容と結果を示していく必要がある。
若虎が争う形となっているセンターについても、和田監督は「大和がセンターのレギュラー争いに入ってくる可能性がある」と明言。伊藤隼、俊介、浅井、田上に、打撃好調の大和も加わって激化の様相を呈している。
また、1、2番の打順について「打つのを待っているだけの打線にしたくない。足を絡めた打線にしたい。鳥谷の1番も考えている。上本、大和、平野の4人で1、2番を組んでいきたい」と語っており、オープン戦で結果を出した選手がその座を勝ち取ることになりそうだ。
3月30日の開幕戦まで、あと38日。主力が一斉に集う宜野座の紅白戦から、激しいバトルの火ぶたが切って落とされる。
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