吉田義男監督時代に85年の日本一、87年の最下位の両方を経験した当時の阪神首脳陣、選手、球団関係者からなる「天地会」の新年会が19日、兵庫・有馬温泉「四季の彩・旅籠」で行われた。会長を務める吉田元監督の「阪神とオリックスで日本シリーズを」という激励に、真弓、岡田両監督ともに力強く呼応。今秋の“関西ダービー”実現を誓った。
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猛虎の栄光を彩ったあの日の戦士がいま、指導者として関西のプロ野球を支えている。85年のV戦士らが集う天地会。当時の指揮官だった吉田義男氏が、かつての教え子の成長を喜びつつ、今秋に向けて壮大なプランをブチ上げた。
「やっぱり関西が盛り上がらないといけない。真弓阪神が優勝して、仲間である岡田オリックスと選手権(日本シリーズ)を争うことが夢です」
一堂に会したOBから、期せずして拍手が沸き起こる。この言葉に「阪神とオリックスで日本シリーズができるように」と岡田監督。続いて席を立った真弓監督も、力強く今季の奮闘を誓った。
「岡田監督が言われたように、注目されるように日本シリーズができたら、関西も盛り上がる。そのためにも誠心誠意頑張っていきたいと思います」
かつての盟友が敵味方となって球界の頂点を争う因縁。しかし、地元関西を盛り上げたいという思いに変わりはない。天地会から輩出された2人の指揮官が、ともに“関西ダービー”の実現に並々ならぬ意欲を燃やした。
昨季は5年ぶりBクラスの屈辱を味わった阪神だが、今季について真弓監督は「(優勝の)可能性はすごくあるシーズンだと思う」と確かな手応えをにじませる。「日本一から地獄を見た天地会。『第2の天地会』ではないが、うちはこれから天を目指して頑張っていく」。選手として天国から地獄を味わったあの日。次は指揮官として、地獄から頂点を目指す考えだ。
毎年恒例の新年行事。かつての同士たちが集い、よく飲み、よく笑った。ともに関西を盛り上げ、球界の頂点を争う。そして来年のこの席は…必ず歓喜の宴にしてみせる。






