メジャー球団とのパイプを強めた阪神・南球団社長
阪神の南信男球団社長(54)が20日、大阪市内の電鉄本社で坂井信也オーナー(61)に米球団視察の成果報告を行った。
本来の目的はメジャー球団の営業形態を見学し、球団運営に生かすことだった。だが南社長は「主目的ではなかったけど、一番は米球団とパイプができたこと」と思わぬ成果を強調した。10日に日本を出発し、現地ではヤンキース、ブレーブス、メッツ、レッドソックスと4球団の首脳、編成担当者らと会談。レッドソックスを除く3球団とはGMとも面会し、今オフの外国人補強へ向け、選手の情報提供など協力関係を築けたという。
今年のメンチを筆頭に、近年の外国人補強は失敗が多い。それだけに「大事なのは人脈。電話1本で話ができるのは大きいよ。向こうはフレンドリーで何でも聞いてくれと言ってきた」と、4球団とのパイプは優良助っ人獲得へ大きな力になりそうだ。
現地時間11日に新ヤンキースタジアムを訪問した際には、スタインブレナーオーナーの部屋でブルージェイズ戦を観戦。去就が注目される松井秀が特大の本塁打を放ったが「日本人が目的で見に行ったわけではない」と多くを語らなかった。だが、今オフ、松井がヤンキースを退団し獲得に動くとなれば、今回の渡米が情報収集や調査に好影響を及ぼす。また球場内の飲食店、チケット販売、試合の演出など参考になる点は多く、球団にとって実りある渡米視察になったようだ。






