全休の白鵬、九州場所へ手応え 出稽古の魁聖らと手合わせ

 右足親指などの負傷で先場所を全休した大相撲の横綱白鵬は7日、福岡県篠栗町の宮城野部屋で出稽古に来た平幕魁聖らと相撲を取った。番付発表から1週間後に他の部屋の関取と手合わせする本来の調整ペースで、関取8人と2番ずつ取って15勝。「日に日に良くなっている。いい状態で土俵に上がることを心掛けている」と九州場所(13日初日・福岡国際センター)へ手応えを語った。

 豪快な上手投げを披露したり、体重が200キロ近い魁聖とは胸を合わせてじっくりと寄ったり、自らの動きを確認。「その力士の個性、力強さ、重さを感じながら汗を流した」と相撲勘を取り戻すことに余念がなかった。

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