白鵬あと13勝「通算千勝」に自信

 「大相撲・名古屋場所」(7月10日初日、愛知県体育館)

 大相撲名古屋場所で、3場所連続38度目の優勝と、あと13勝に迫った史上3人目の通算千勝を目指す横綱白鵬が28日、名古屋市内での力士会後に取材に応じ「3人目の大記録を見せられれば、自然と天皇賜杯は手にあると思う」と自信を漂わせた。

 今場所で横綱に昇進して10年目に突入する。第一人者は史上1位の魁皇(現浅香山親方)の1047勝を抜くことが当面の目標。午後に表敬訪問した名古屋市の河村たかし市長に、追い求めてきた遅れて立ちながら有利な体勢に持ち込む「後の先(ごのせん)」について問われると「後の先は捨てました。1047勝に向けて先の先(せんのせん)でいこうかなと思う」と攻撃的な姿勢を強調した。

 綱とりに臨む大関稀勢の里については「綱とりという言葉をそのまま理解してもらいたい。後は本人次第」という言い回しをした横綱。29日から稽古再開予定で「体をつくっていく。猛稽古で」と笑みを浮かべた。

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