遠藤、稽古で驚異の80番 入門後最高!
「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)
東前頭4枚目のホープ遠藤(23)=追手風=が8日、埼玉県草加市の追手風部屋で稽古し、入門後最高となる80番をこなした。普段なら30番前後取る遠藤にとって、その数は3倍弱。幕下以下相手とはいえ驚異的な数を消化し、底知れぬスタミナを見せつけた。
幕下以下の力士と次々に胸を合わせ、師匠の追手風親方(元幕内大翔山)の制止も気にせず、気付けば約2時間が経過。終盤こそ多少息が上がったものの、スタミナを切らすことはなかった。
日大相撲部時代に70番を経験したが、80番は初めてという。「意外と持ったなぁ。ただの負けず嫌いなだけです。きょうは天気が良かったからかな」。猛稽古直後でも顔つきは爽やかだった。