大砂嵐、アフリカ大陸初の関取誕生へ
「大相撲夏場所13日目」(24日、両国国技館)
長い大相撲の歴史に、エジプトからの勇者が新たな1ページを書き加えた。大砂嵐は力強い突き押しから左上手を取り、さらに右上手をつかんで頭をつけて十両の明瀬山を寄り切った。7戦全勝での幕下優勝が決まり、来場所での十両昇進も確実。花道を引き揚げてくると、部屋の世話人・友鵬の祝福を受けて最高の笑顔を見せた。
初土俵から所要8場所での十両昇進は、元大関小錦(現タレント)、把瑠都と並ぶスピード記録。外国出身力士としては最速タイの快挙となる。「把瑠都関も小錦さんも大関、ボクももっと頑張ります」と、さらなる進化を誓う。関取の象徴である化粧まわしは、ピラミッドの図柄が予定されている。「早く化粧まわしを着けて土俵入りがしたい」。1月に死去した元横綱大鵬の納谷幸喜さんにも、うれしい報告を届ける予定だ。
