なでしこ26人最終予選へサバイバル

 日本サッカー協会は14日、沖縄県石垣市で18日から26日まで合宿する女子日本代表候補26人を発表した。MF宮間あや(30)=岡山湯郷=ら昨夏のW杯カナダ大会で準優勝したメンバーが名を連ね、19歳のDF乗松瑠華(浦和)ら若手も入った。2月末から大阪市で行われるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選に向けた強化と選考の場となる。

 W杯組からはGK海堀、MF田中(ともにINAC神戸)らがコンディション不足などを理由にメンバーから外れ、乗松ら国内リーグ戦で活躍が目立った若手が招集された。佐々木監督は、五輪アジア最終予選に臨む最終登録メンバー(20人)の入れ替えが初戦(2月29日・オーストラリア戦)の24時間前まで可能なことに触れ「(その予選規定を)有効に使いたい」と、ギリギリまで固定しないことを示唆した。

 今回の合宿は絞り込みへのサバイバル・キャンプ第1弾となる。同監督は「予選直前に集まってもチームとして機能できるよう、決まりごとをもう一度徹底させる。W杯での反省も踏まえ、攻守の課題の克服にも努めたい」などとテーマを明かした。

 女子の五輪予選は6カ国による1回戦総当たりのリーグ戦で争い、上位2カ国が本大会出場権を得る。10日間で5試合をこなす過密日程でもあり、「プレッシャーがかかる中、結果を出せる選手を選びたい」(佐々木監督)と話した。

 精神的支柱だった澤穂希さんが引退。“ポスト澤”探しも含め、代表候補合宿第2弾(2月13~19日・沖縄)、予選直前合宿(同22~28日・大阪市)と目を光らせる。

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