INAC神戸そろいのTシャツでお祝い
「皇后杯・決勝、INAC神戸1-0新潟」(27日、等々力陸上競技場)
INAC神戸のMF澤穂希(37)が現役最後の試合となる新潟との決勝に臨み、後半33分、2大会ぶり5度目の優勝に導く決勝ゴールを奪い、1-0で勝った。2万379人が詰めかけた一戦で、有終の美を飾った日本女子サッカー界の“レジェンド”は「素直にうれしい」と、20年以上に及ぶ選手生活を最高の形で締めくくった。
INAC神戸は試合後、サプライズで用意されたそろいの赤いTシャツを全員で着て、5度目の優勝の喜びを分かち合った。胸の中心部分に描かれた澤の似顔絵や、その周りを囲む日本代表のユニホーム姿、夫の辻上氏の似顔絵などは川澄が手がけた。また、背中の部分には、チームの背番号である「8」と「I love sawa」の文字が書かれていた。