W杯で骨折のなでしこ安藤が復帰へ意欲

 サッカーの女子W杯カナダ大会準優勝のなでしこジャパンの一員で、大会初戦で左足首を骨折したMF安藤梢(33)が24日、母校の筑波大で行われた「つくばスポーツ医学・健康科学センター」設置記者会見に出席。来年2月のリオデジャネイロ五輪予選の日本代表入りを目標に掲げた。

 6月末でドイツ・フランクフルトとの契約は切れているものの、10月中旬に実戦復帰ができると明言。所属チームについて「今は言えないが、ドイツでやりたいと思っている」と語った。

 安藤は6月8日のスイス戦で左足腓骨(ひこつ)外果骨折の重傷を負った。手術後、同センター設置に向けた「トップアスリート復帰プログラム第一号適用患者」として、臨床治療、リハビリを受け、現在は個人のシュート練習で「ドンと蹴られる。今までより重いシュートが打てる」ほどに回復したという。

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