澤ら7人に神戸市がスポーツ特別賞
神戸市は16日、サッカーの女子W杯カナダ大会で準優勝した日本代表メンバー、INAC神戸所属のMF澤穂希(36)ら7人にスポーツ特別賞を贈った。澤は市役所で「目標の頂点には届かなかったが、全力で戦った。声援ありがとうございました」と謝辞を述べた。
ほかにMF川澄奈穂美(29)らが出席。DF近賀ゆかり(31)が「女子サッカーが注目されるようになった。神戸が聖地と言ってもらえるよう頑張る」と決意を語ると、久元喜造市長は「地位確立できるよう応援したい」と応じた。
INAC神戸の松田監督は、左膝を痛めている澤の復帰は最短でリーグ戦再開4戦目となる26日のAS埼玉戦(高知)になる見通しを示した。澤はこの日、練習には参加せず、クラブハウスで軽めに体を動かした。松田監督は「本人は『いける』と言っていた」と話した。