日本サッカー協会は１６日、都内で理事会を開き、女子Ｗ杯カナダ大会で準優勝した日本代表の全２３選手に対して、１人あたり３００万円の特別ボーナスの支給を決めた。大会前から決まっていた順位に応じた規定報酬額の１００万円（推定）に加え、総額４００万円（推定）を支給することになる。

　原専務理事は会見し「（規定額は）昨年の時点で決まっていたが、その後に１月に今大会の賞金総額がＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）から伝えられたので、それに加え、活躍したことへのボーナス」と説明。優勝した１１年のドイツ大会では、規定の１５０万円（推定）に加え、特別ボーナス５００万円を支給していた。

　前日にはアジア連盟から通達を受け、リオデジャネイロ五輪最終予選（来年２月２９日～３月９日）の開催地が大阪（金鳥スタなど２会場）に決定した。出場６カ国で五輪本大会出場枠は２。ホームの利を生かして、リオへの切符獲得を目指す。