なでしこに感動!列島各地で大声援

 なでしこジャパンは6日のサッカー女子W杯カナダ大会決勝で、米国に敗れて、惜しくも連覇を逃した。日本中が勝利を祈ったが、その願いは届かなかった。それでも、最後まで諦めないなでしこの戦いぶりにファンも日本全国各地で惜しみない拍手を送った。

 大阪市のNHK大阪ホールで行われたパブリックビューイング(PV)には813人のサポーターが集結。大波乱の戦況にも、最後まで戦い抜いたなでしこJAPANに一丸となって声援を送り続けた。

 若者中心の男子W杯とは趣が異なり、中高年層を中心に多くの人が集結。なごやかなムードでキックオフを迎えるも、立て続けの失点に、「うわー」「何で!」と悲鳴とどよめきが交錯し、顔を覆う女性の姿もあった。

 しかし、徐々に応援にもエンジンがかかった。男性らが「そこ、またフリーになっとるぞ!」「前に出せ!」「よーし、よう止めた」と“甲子園球場ばり”の熱の入った声援を飛ばした。逆襲に転じたなでしこの2得点時には、総立ちで沸き上がり「まだいける!オッー!」と拳を突き上げ奇跡を願った。

 連覇を逃す結果となったが、解説者として参加した山野孝義氏(60)が「われわれも下を向かず応援を続けましょう」と呼びかけ、最後は「がんばれ、ニッポン!」の合唱で締め、なでしこの奮闘に拍手を送った。

 一方、大阪・道頓堀では試合後、大阪府警の機動隊が巡回し、報道陣も集まったが、“恒例”のサポーター集結はなかった。

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