INAC神戸若き力で連勝 伊藤V弾
「なでしこリーグ、神戸3-0岡山」(5日、ノエスタ)
2季ぶりの優勝を目指すINAC神戸はMF伊藤美紀(19)の先制ゴールなどで岡山湯郷に3-0で勝ち、ホームでの開幕戦を白星で飾り、2連勝とした。
INAC神戸は若手が試合を決めた。後半5分、前節に左足首を捻挫したFW高瀬に代わって抜てきされた19歳の伊藤美が左サイドからのパスを受け、ミドルシュートで先制。「練習していた形だったので、思い切って打った」と胸を張った。
32分には、交代で入った19歳のFW増矢が頭で追加点を奪い、終了間際には途中出場の21歳MF仲田が決めた。松田監督は「若い選手が点を取るのはチームが活性化するきっかけになる」と評価し、MF澤も「サバイバル。いい意味でライバル」と歓迎した。若手の台頭で、女王奪回へ2連勝。「もっと試合に出たい」という伊藤美の言葉に力がこもっていた。