INAC澤、W杯の舞台にもう一度

 女子サッカーのINAC神戸が27日、神戸市内で始動し、ランニングやミニゲームなどで約2時間汗を流した。昨季はリーグ4連覇を逃すなど5年ぶりの無冠に終わった。MF澤穂希(36)は「悔しい思いをした。優勝という目標しかない」とタイトル奪還を誓った。6月には連覇が懸かる女子W杯(カナダ)が開幕する。昨年2度の代表落選を経験した澤は「現役である以上、目標は高く持って全力でやりたい」と自身6度目となるW杯出場へ意欲を見せた。

 W杯イヤーに復活を期す。チーム始動日の練習を終えたMF澤は「心と体のコンディションを徐々に上げていければ」と心地よさそうに汗を拭った。

 6月には連覇が懸かる女子W杯が開幕するが、昨年は2度の代表落選を経験。「現役でやっている以上、目標は高く持って全力でやりたい。コンディションさえ整えば(W杯へ)つながる」とW杯出場へ意欲を見せた。

 今季からチームを率いる松田新監督は20年以上前に当時14歳の澤を指導。日テレ監督時代には澤らを擁しリーグ4連覇に導くなど、その実力を誰よりも知る一人だ。「いいプレーをさせて、再び輝かせることも役目の一つ」と代表復帰の後押しを約束した。

 昨季リーグ4連覇を逃すなど5年ぶりの無冠に終わったチームはDF近賀、MF鮫島、FW大野ら日本代表選手を補強。澤は「このメンバーでサッカーができる喜びをかみしめたい。優勝という目標しかない」と覇権奪還を誓った。常勝軍団復活を成し遂げ、自身6度目となるW杯の舞台に立つ。

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