初代表の武藤、枕だけでなく布団も自前

 「日本代表合宿」(1日、札幌市内)

 サッカー日本代表は1日、ハビエル・アギーレ監督(55)の初采配となる国際親善試合のウルグアイ戦(5日、札幌)に向けて、札幌市内で合宿をスタートした。

 初代表のFW武藤が、ウルグアイ戦へ猛アピールを誓った。「目標は、まずは試合に出場すること。そして試合に出られたら得点やアシストなどを決めたい」と語った。

 目標達成へ細心の注意を払う。普段から使用する“マイ枕”を持参し、布団も宿舎へ郵送した。「布団が合わないと、体調面にも響いてくるかもしれない」と説明した。

 GK西川には「話しかけづらい選手はいますか?」と尋ねるなど、常連組の“人となり”もチェック。ピッチ外での不安要素は取り除く。

 FC東京の代表経験者からは「せっかくのチャンスだから積極的に」と送り出された。「言葉通り、萎縮せずにアピールしていきたい」。さわやかな慶大生の瞳に、情熱の炎を宿していた。

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