C大阪“ロティーナ・セレッソ”最終戦はドロー 来季は20代中心に積極補強

 「明治安田生命J1 鹿島1-1C大阪」(19日、カシマスタジアム)

 C大阪が敵地で迎えた最終節で勝ち点1をつかみ4位を確定させ、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の可能性を残した。後半38分にDF松田陸(29)が芸術的な左足ミドルを沈めたが、同45分に追い付かれた。今後は天皇杯の結果次第でACLプレーオフの出場権を得る。

 今季限りで退任するミゲルアンヘル・ロティーナ監督(63)は試合後、クラブ公式ホームページで「この街、このクラブ、そしてファンタスティックなファンとの思い出を魂に刻みここを去ります」などと惜別のメッセージを送った。来季はJ1清水の監督に就任することが決まっている。

 C大阪は来季、4度目の就任となるブラジル出身のレビー・クルピ氏(67)を新監督に迎える。さらに韓国Kリーグ水原からオーストラリア代表FWアダム・タガート(27)、J1鳥栖からMF原川力(27)、J1札幌からDF進藤亮佑(24)、J2新潟からDF新井直人(24)を獲得することが決定的となっており、20代を中心に積極的な補強に動いている。

 一方でFW都倉賢(34)、柿谷曜一朗(30)、ブルーノ・メンデス(26)、MFレアンドロ・デサバト(30)、西本雅崇(24)、DF木本恭生(27)らが契約満了となる。木本はJ1名古屋への移籍が有力で、名古屋から獲得オファーが届いている柿谷については、C大阪も契約延長を提示しており、去就は流動的となっている。

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