鹿島ザーゴ新監督「良いサッカー、華麗なサッカー」で全タイトル奪取 新体制発表
J1鹿島が23日、茨城県神栖市内のホテルで新体制発表会見を行った。今季から指揮を執るザーゴ新監督(50)が抱負を語った。
J1柏などでもプレー経験があるブラジル人指揮官だが「当時と今はまったく違う時代、違うサッカーなのは間違いない」。そして「鹿島では歴代のブラジル人監督が結果を残したので、僕も負けないように結果を残したい」と意欲を示した。
主要タイトル20冠を達成している常勝クラブだが、昨季は悔しい無冠フィニッシュ。捲土(けんど)重来に向けて「新たな歴史を刻みたい。クラブの伝統であるタイトルを増やす。自分の考える指導のもと、良いサッカー、華麗なサッカーをすることもピッチ上で実現したい」と話した。
今季も全タイトル獲得を目指す鹿島。新シーズン初の公式戦では28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の本大会出場権をかけたプレーオフで、メルボルン(オーストラリア)と対戦。ザーゴ監督は「鹿島はアジアでもトップ5のクラブだと思っている。大会に出ないというのはあってはならない。第一目標を突破して、ステップバイステップで成長していければ」と必勝を誓った。