神戸・ポドルスキが来季残留の可能性 半年間の契約延長打診

 J1神戸が今季で契約満了となる元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34)に対し、契約延長を打診していたことが21日、複数の関係者の話で分かった。

 ポドルスキは17年夏に当時Jリーグ最高となる年俸500万ユーロ(約6億円)の2年半契約で加入し、今季で契約満了となる。10月にはドイツ紙「ビルト」(電子版)に「日本での時間は年末に終わるだろう」と語るなど、退団が既定路線とみられていた。

 状況を一変させたのは、三木谷浩史会長(54)も訪れていた最終節磐田戦(7日、ノエスタ)での来日初ハットトリックだった。神戸は今季チーム最多13得点を挙げた元スペイン代表FWダビド・ビジャ(38)が引退。FWウェリントン(31)も退団することで前線が手薄となる。さらに冬の移籍市場での外国人選手獲得が不透明な状況にもあり、背番号10の契約延長に踏み切ったとみられる。

 17日の公開練習でも別メニュー調整が続いていたポドルスキは、天皇杯準決勝の清水戦でベンチ入りしたものの出場機会はなかった。磐田戦後には去就について「決断は何もしていない。他から話もたくさん来ている」と複数オファーの存在を明かしつつ、「クラブから話があれば前向きに検討する」と含みも持たせていた。関係者によると、日本でのプレーも選択肢に含んでいるという。

 期間は来夏までの半年間とみられ、大幅減俸は避けられない条件となる。残留か移籍か-。ポドルスキの決断が注目される。

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