C大阪 ブルーノメンデス退団へ 高額移籍金ネック…田中亜土夢も契約満了

 J1C大阪に期限付き移籍している元U-20ブラジル代表FWブルーノメンデス(25)の退団が濃厚となっていることが7日、分かった。複数の関係者によると、屈強なフィジカルを武器に加入1年目でチーム2位タイの6得点を挙げたストライカーに対し、C大阪は保有権を持つウルグアイ2部デポルティボ・マルドナドと買い取り交渉を進めてきたが、高額な違約金が障壁となり交渉は暗礁に乗り上げているという。ブルーノメンデスは10月下旬に左下腿三頭筋損傷で全治4週間と診断された影響もあり、終盤5試合を欠場した。

 在籍4年目で来季も契約を残すMFソウザ(31)の去就も流動的。18年に完全移籍で加入したMF田中亜土夢(32)は契約満了で退団が濃厚となっている。また、今季は加入後最多となる31試合7得点(チームトップタイ)を記録したMF水沼宏太(29)も契約満了となるが、C大阪は既に契約延長を打診するなど慰留に努めている。

 1年契約で今季から就任したスペイン出身のロティーナ監督(62)はリーグ最少失点(25失点)の堅守を築き上げ、チームを5位に引き上げた手腕が高く評価され、契約延長が決定的。来季も続投することが既定路線となっている。

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