J1でのVAR導入目標は21年度から 17日には浦和-湘南で誤審も

 Jリーグの村井満チェアマンが23日、J1のリーグ戦でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入について、2021年度のJ1リーグからの導入を目指していることを明かした。

 VARについては、FIFAが定める養成プログラムをクリアすることで正式な導入が可能。今季の国内大会では、養成プログラムのプロセスとしてルヴァン杯の決勝トーナメントで試験導入される。村井チェアマンは「J1の全試合に導入するには、2年をかけてFIFAの養成期間を終えるというのが、われわれとしてのタイムラインの設定」と説明。「21年にJ1で導入するというところからの逆算で、今季はルヴァン杯のプライムステージ(決勝トーナメント)で実施することになっている」とした。

 17日にはJ1の浦和-湘南戦(埼玉)で湘南の明らかなゴールが得点と認められない誤審が発生。ファン・サポーターからはVARの早期導入を求める声が上がっていたが、あくまでFIFAが定める正式なプロセスを経ての導入を目指す姿勢を示した。誤審が起きたことを受け、日本サッカー協会の審判委員会は8月からペナルティーエリア内の反則やゴール判定を補助する追加副審を導入する方針を固めていた。

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