神戸・ポドルスキまたお騒がせ…クラブに許可なくSNSで次戦欠場明かす

 J1神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが26日、自身の公式ツイッターを更新し、次節川崎戦(28日、ノエスタ)の欠場を明かした。「みなさん、こんにちは。色々な憶測が飛び交う前に、浦和戦での負傷によりプレーすることができないことをここで伝えます!!1日でも早く100%の状態でピッチに戻り、みんなのために全てを捧げます!!ポルディより」と投稿。「#ComeBackSoon」とハッシュタグを添え、軽症であることを強調した。

 関係者によると、ポドルスキは先月30日のG大阪戦後から太腿裏に軽度の肉離れの症状が見られたといい、6日の松本戦を欠場。14日の広島戦はフル出場したが、20日の浦和戦では先発出場するも後半26分に途中交代した。オフ明けの22日から別メニュー調整が続いており、25日に神戸市内で行われた公開練習でもチームに合流できていなかった。

 ただ、欠場が濃厚だったとはいえ、チームが伏せてきた出場可否をクラブの許可なくSNSで発信したことを問題視するクラブ関係者もおり、本人への聞き取りなども含め、今後さらなる騒動に発展する可能性もある。

 神戸は原則、非公開練習を行っており、遠征に向かうバスの出発も公開されないなど、ベンチ入りメンバーは監督の口から語られない限り基本的に知ることはできない。指揮官が明かさなかった欠場の事実を、選手が勝手にSNSで発信してしまってはチームの規律は成り立たない。

 ポドルスキはリージョ前監督の契約解除が発表された17日に、自身のSNSで主将の座を返上したことを明かし、18日にはツイッターに「他人に誠実でない人が忠誠を期待することはやめろ」などと英語で書かれた画像を投稿するなど、SNSでピッチ外を騒がせている。20日の浦和戦ではボールボーイに暴言を吐き、Jリーグから厳重注意処分を受けたばかりだった。

 ドイツ代表としてW杯を制した世界的名手でありながら、周囲のクラブ関係者らの尽力を蔑(ないがし)ろにする振る舞いが、チームにさらなる混乱を招いている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス