J1広島・城福監督が感涙 サポーターの応援に「彼らと喜び合いたかった」

 J1広島の城福浩監督が3日、広島市内でシーズン総括の会見を行い、終盤失速して2位に終わったことに「残念という気持ちが一番強い」と悔しさをにじませつつ、「最終的に2位になったということは選手が頑張ってくれた証。その部分ではうれしい」と複雑な胸中を語った。

 今季から広島の監督に就任した同監督は昨季、残留争いを繰り広げたチームを再建。「1人で(広島に)乗り込んできた感覚はない。クラブのサポートが素晴らしかった。形じゃなく、心のところで信頼感が伝わってきた」と、クラブに対して感謝を口にした。

 さらにサポーターの話になると、しばらく言葉に詰まり、こぼれる涙をハンカチでぬぐった。そして「紫の塊(サポーター)のところへ行くと、知らない間に胸に手を当てている自分がいた。心強い塊だった。“自分は紫の一員になれているのか?”という思いを吹き飛ばしてくれた。もっと彼らと喜び合いたかった」と言葉を絞り出した。

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