イニエスタ 大荒れ試合「回避できたのではないか」異例の追加タイム18分50秒

 清水と引き分けたイニエスタ(右端)ら神戸イレブン=アイスタ
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 「明治安田生命J1、清水3-3神戸」(24日、IAIスタジアム日本平)

 2度の選手負傷による中断や、選手同士のもみ合いなどにより後半の追加タイムが18分50秒も経過した大荒れの試合となった。神戸の元スペイン代表アンドレス・イニエスタは「いくつかの状況は回避できたのではないか」と残念がった。

 3-2と神戸がリードして迎えた後半の追加タイムは当初は4分と表示された。主審に最終的な裁量があり、かつ2度、選手の負傷による中断があったが、その分を加味しても4分から5分が経過した後も試合が終了しなかったのは明らかだった。

 さらに、追加タイム14分に清水がGK六反のヘディングゴールで追いついた後も荒れたムードは収まらず、ウェリントンのファウル(2度目の警告で退場)をきっかけに、ベンチ脇で両軍選手・スタッフが入り乱れてもみあう事態となった。

 イニエスタは必死に試合を落ち着かせようと振る舞っていたが、「残念だった。サッカーにとっても、見に来ているファンにとってもああいう状況はいいものではない。起こらないことがベストなのだが、たまには起きてしまう。自分達としてはいかに冷静に対処するかが大事。勝てた試合だったが、最後、引き分けという結果になって残念だった」と無念さをにじませた。

 審判のゲームコントロールについては、「審判について話すことは難しいが、いくつかの状況は回避できたのではないか」と提言。「特に時間についてはかなり過ぎていたので、回避できた状況はあったと思います」と述べた。

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