C大阪来季監督に東京Vのロティーナ氏有力 “右腕”コーチも招へいを検討

 J1C大阪の来季監督にJ2東京Vのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(61)の就任が有力となっていることが10日、分かった。昨季2冠を達成した尹晶煥監督は契約満了で今季限りの退団が決定的。外国人監督を中心に後任候補の人選を進めてきた。

 スペイン人のロティーナ監督は02-03年にスペイン1部でセルタを4位に導き、欧州CL16強進出も果たした。守備の規律を重んじ、昨季は東京Vを5位に引き上げた。今季も6位とJ1昇格の可能性を残しており、関係者によると、契約延長も含め去就は流動的となっている。

 また、ロティーナ監督の“右腕”でバルセロナのスクールコーチなどを務めたイバン・パランコ・サンチアゴ・コーチ(38)の招へいも検討されている。

 川崎戦の劇的勝利でようやくJ1残留を確定させたC大阪は、新指揮官で来季の巻き返しを図る。

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