日本代表の山口、大島が負傷で合宿不参加 追加は初招集の川崎・守田、横浜M・天野

 日本サッカー協会は2日、森保一監督(50)の初陣となる国際親善試合チリ戦(7日、札幌ド)、コスタリカ戦(11日、パナスタ)に向けた代表合宿に、MF山口蛍(27)=C大阪、大島僚太(25)=川崎=が負傷のため不参加になり、MF天野純(27)=横浜M、MF守田英正(23)=川崎=を追加招集すると発表した。いずれも代表初選出となる。

 神奈川県三浦市出身の天野は横浜Mの下部組織から順大を経て14年に横浜Mに入団。左足のキックは正確無比で、プロ5年目の今季は全25試合に出場して4得点を挙げている。クラブを通じて「日本代表に追加招集していただき、とても嬉しく思います。これまでF・マリノスで積み上げてきた事が認められたからこその招集だと思うので、自信を持って合宿に臨みたいと思います」とコメントした。

 大阪府高槻市出身の守田は金光大阪高-流通経大を経て18年に川崎入り。今季は21試合に出場し、屈強なフィジカルを武器に中盤で存在感を放っている。クラブを通じて「日本代表は常に目指している場所です。今回、森保監督が就任され、初めての代表がスタートする中でのメンバーに入れたことを嬉しく思います。しっかり自分の特徴をアピールしていきたいと思います。フロンターレの代表として頑張ってきます」とコメントした。

 山口は8月31日の練習後に右脚の痛みを訴え、1日の浦和戦(埼玉)はメンバー外となっていた。C大阪は右外側広筋筋挫傷と診断されたと発表した。

 大島は1日のG大阪戦(パナスタ)で左ふくらはぎを痛め、前半41分に負傷交代していた。川崎は左ひらめ筋肉離れで全治2~3週間程度と発表した。

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