チーム総走行距離約6キロ差…宮本ガンバ走り負けた 悪夢の逆転負け

名古屋-G大阪 後半、ハットトリックとなる決勝ゴールを決める名古屋・ジョー(右端)=豊田
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 「明治安田生命J1、名古屋3-2G大阪」(5日、豊田スタジアム)

 G大阪が2点を先行しながら、後半だけで名古屋FWジョーにハットトリックを食らい悪夢の逆転負け。宮本恒靖監督(41)は就任3戦目で初黒星となり、初勝利はまたもお預けとなった。

 前半22分にFWアデミウソンの今季初得点となるPKで先制。同37分にはMF藤本が追加点を決め、理想的な展開で前半を折り返したが、足が止まった後半に全てが暗転した。

 宮本監督は「ゲーム体力が少し足りない。夏場の練習やシーズンを通じてのコンディショニングに反省点がある」と体力面に敗因を求めた。チーム総走行距離は名古屋112・43キロに対しG大阪106・47と5・96キロも少なく、スプリント回数も名古屋129回に比べG大阪114回と“走り負け”は数字でも明らかで、クルピ前監督時代の練習量不足の“ツケ”を払っている形となった。

 J1残留を争う最下位名古屋との直接対決に敗れ、自動降格圏の17位に後退。勝ち点1差に迫られた名古屋は台風の影響による中止で1試合未消化のため、実質最下位に転落した。

 8試合勝利から見放されたまま、次節(10日)はホームに2位FC東京を迎える。GK東口は「2-0で勝っていたのは事実。それを積み重ねるしかない」と悲壮感を漂わせた。

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