マインツ武藤が帰国 新天地はドイツかイングランド
サッカーのロシアW杯(6月14日開幕)に向けて、欧州各リーグのシーズンを終えた日本代表候補選手たちが15日、羽田空港に相次いで帰国した。
FW武藤嘉紀(マインツ)が来季の移籍先について言及した。マインツとの契約は1年を残しているが「具体的なチームは言えないが、自分自身ドイツで3年やっていいタイミングだと思う。もちろんマインツもすばらしいチームですが、ステップアップしたいという気持ちがある。挑戦できればいいと思います」と話した。
かねてより英・プレミアリーグへの憧れを語っているだけに「もちろんブンデスリーガは、世界で最もすばらしいリーグの一つ。もちろんプレミアリーグもそうだと思います。どちらかになるであろうということだけ言っておきます」とした。
また、W杯への思いについては「やっぱり幼いころからの夢ですし、今目の前にチケットがあってそれを取らない手はない。ここで引いてしまったら、それこそ、今まで培ってきた努力や頑張りが無駄になってしまう。4年に1回ですし、このタイミングですごいいい状態にあるので。日本のために全ての力を捧げたいと思っています」と決意を込めていた。
親善試合・ガーナ戦(30日・日産スタジアム)のメンバー入りを果たせば、21日からの代表合宿に参加する。合宿開始前日の20日には、契約するアディダス社のイベントである『ADIDAS WORLD CUP DAY 2018』に参加予定など多忙だが「明日からトレーニングを始めていきたいかな。ここで(コンディションが)最高の状態にあるのに、それを落とすことはない」。心身充実の状態を保ち、夢舞台につながる吉報を待つ。