J1神戸・ポドルスキ、キャプテンに就任「重い責任があるし、誇りに思う」

 J1神戸の今季キャプテンを元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が務めることが2日、決まった。神戸の外国人主将は、今季再加入した韓国代表MF鄭又栄が15年に務めて以来、クラブ史上2人目となる。副キャプテンにはDF渡部博文、MF鄭又栄、FW小川慶治朗の3人が就任した。

 キャンプ地の沖縄県読谷村で取材に応じたポドルスキは「どこの国、どこのチームでもキャプテンを任されることは重い責任があるし、誇りに思う」と意欲的に話した。ドイツ代表やドイツ1部ケルンなどで主将を務めた経験もあり、「役割は分かっている。チームに結果をもたらすことが最優先される。自分のスタイル、色を出して、チーム一丸となって戦っていきたい」と所信表明した。

 1日にポドルスキへ主将就任を正式に伝えた吉田孝行監督は「キャンプでも積極的にトライしていた。やる気満々だと思う。安心して任せられる」と信頼を寄せた。ポドルスキは先月31日に行われたJ2讃岐との練習試合(45分×3本)の1本目にキャプテンマークを巻いて出場し、左足でゴールも挙げた。指揮官は「キャプテンマークを巻くだけで意識が違っていた」と“主将効果”を実感した。

 ポドルスキは日本語が話せないこともあり、コミュニケーションに不安も残るが、吉田監督は「できない部分はみんなで助け合うのが今年のチーム」と強調。三浦淳寛スポーツダイレクターも「デメリットは一切考えてない。チーム全体を意識した行動も出てくるだろうし、責任感でプレーも良くなる。(ポドルスキの)今季に懸ける意気込みは周りにも伝わっている」と大きな期待を口にした。

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