GK中村、好セーブ連発 満を持してのフル代表デビュー

 「サッカー・東アジアE-1選手権、日本1-0北朝鮮」(9日、味の素スタジアム)

 しなやかに、だが鋭くボールへと食らいついた。若きGK中村航輔(柏)が堂々の仁王立ち。日本ゴールに鍵をかけた。

 最初の見せ場は前半25分。自陣左サイドからのクロスで、至近距離からのシュートを受けるも、冷静にキャッチ。終盤には攻め込まれる場面も増え、決定的なピンチも迎えたが「いい準備ができて、ボールもしっかりと見えていた」。持ち味のシュートストップで存在感を放ち、ハリルホジッチ監督も「若いGKがいろいろな場面で解決策を見つけてくれた」と評価した。

 中学時代から各世代別代表に名を連ね、世界と戦ってきた守護神が、満を持してのフル代表デビュー。格下相手とは思えない、タフな一戦となったが「ずっとこれから先、苦しいことはたくさんあると思う。初めてでしたが、こういう苦しい試合を乗り切って日本を背負って立ちたい」と決意を固めた。

 GK川島が君臨する正守護神への座を求めて、若き中村が大きな一歩を踏み出した。

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