メッシ 予選敗退の「恐怖あった」 W杯出場に満足感

 「W杯南米予選、エクアドル1-3アルゼンチン」(10日、キト)

 エクアドル戦でハットトリックを果たすなど、アルゼンチン代表をけん引したFWリオネル・メッシが試合後にコメントした。「このチームは大会出場にふさわしい」とロシアW杯出場に満足感を示した。

 プレーオフ圏外で迎えた最終戦。良くてプレーオフ進出、48年ぶりとなる予選敗退の可能性もあったが、チリがブラジルに敗れたことでタナボタ的に本大会出場を決めた。アルゼンチンのメディアとの緊張関係から1年ぶりにマイクの前に立ったメッシは「先制されて、より難しい状況だった。ここまでの経緯もあり、ここでのプレーは簡単ではなかったけど、幸いにもすべてがうまくいった」と語った。

 もっとも悪夢のような結末も脳裏をかすめていたようで「予選敗退するんじゃないかって恐怖があった。そうなっていたとしたらアルゼンチン、僕ら、みんなにとって精神錯乱状態になっていただろう。そんな状況でも僕らはプレーする術を知っていた」と目標達成を喜んだ。

 次なる目標は3大会連続で国際タイトル獲得を目前で逃した悪夢からの解放。メッシは「(前回)ワールドカップとコパ・アメリカで起きたことは不当なもの。僕らは勝ってもおかしくなかったけど、実際にはそうならなかった。でも今、僕らは落ち着いている。しっかり練習するし、チームは変わり、大きく成長するだろう」とリベンジを誓った。さらに「代表チームがうまくいくためには僕ら全員が団結することが大事。全員が手をつなげば、すべてがより簡単になる」と一体感の醸成が大前提だとした。

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