J1甲府、暴行容疑で逮捕の道渕の処分を発表 今シーズン公式戦は出場停止

 サッカーJ1甲府は1日、知人女性とトラブルになり暴行容疑で逮捕、その後不起訴処分となった道渕諒平について、2017年シーズンの公式戦出場停止、選手としての活動停止3カ月、3カ月の減俸20%、12月までの社会貢献活動の実施の処分を下したと発表。また輿水順雄社長、佐久間悟副社長、今泉松栄経理本部長兼強化部長の1カ月の減俸も発表された。

 道渕は7月23日夕方、都内で知人女性とトラブルとなり、殴るなどの暴力を振るったとして、警視庁湾岸署に暴行容疑で逮捕され、8月3日に処分保留のまま釈放、31日に不起訴処分となった。

 クラブ側は今回の処分決定について事実関係の確認を続けた結果「プロサッカー選手として、また社会人としてあってはならないものであり、クラブやクラブ所属選手全体への信頼を損なう行為だったと判断した」と説明。だが不起訴処分となったことや、相手女性と示談が成立していること、本人も深く反省していることを踏まえ、「今回の処分に至りました」とした。

 道渕はクラブを通じ「この度は私の全くもって許し難い行為によって、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての方々だけでなく、サッカー界全体に対しても、多大なご迷惑をお掛けしましたことを心よりおわび申し上げます。そして何よりも相手の方に対し、自分の行為により、大きなショックを与えてしまったことを本当に申し訳なく思っております。この度のことは、社会人としてあるまじき行為であり、弁明の余地はなく、深く反省するばかりです」と謝罪。

 輿水順雄社長も「これまでも選手教育に取り組んできましたが、今後このようなことのないように、選手、スタッフへの指導を徹底してまいります」と再発防止に取り組みとした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス