C大阪・清武が2カ月ぶりにチーム合流「あっという間に復帰しますよ」

 左ハムストリング筋挫傷で離脱していたC大阪MF清武弘嗣(27)が約2カ月ぶりにチームに合流した。22日、大阪市内で行われた練習では別メニュー調整ながらグラウンドに姿を見せ、ウォーキングや軽いランニングなどで汗を流した。

 清武は6月25日の仙台戦で負傷し、全治8週間と診断されていたが、実戦復帰のメドは立っていない。午前中のメニューを消化した清武は「ここに帰って来たらサッカーをしたい気持ちになるけど、復帰まで感情を抑えてやらないといけない。焦らずやります」と穏やかな表情で話した。

 6月末から都内の施設に移り、日本代表スタッフらの下でリハビリを行っていた。リハビリ生活を共にしたメンバーには、5月のU-20W杯ウルグアイ戦で左膝前十字靭帯断裂などの重傷を負ったFW小川航基(20)=磐田=のほか、女子バレーの長岡望悠(26)=久光製薬=ら他競技の選手も多数いた。清武は「前向きな選手しかいなかった。僕が一番最初に復帰すると思うので、そういう人たちの分も頑張りたい」と新たな仲間への思いも口にした。

 取材を終え「あっという間に復帰しますよ」と言い残して去った表情には、ようやく芝に立てた充実感が漂っていた。

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