本田、新天地・パチューカの野望宣言 リーグ戦もクラブW杯も「全部勝ちたい」

 入団記者会見であいさつする本田(共同)
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 サッカー日本代表でメキシコの強豪パチューカに加入した本田圭佑(31)が18日、現地で入団会見に臨み「自分が出る試合は絶対勝つという気持ちで臨みたい」と抱負を述べた。背番号は「2」に決定。1年契約で、地元メディアによると年俸はリーグ最高クラスの約400万ドル(約4億5千万円)。

 新天地で輝きを取り戻す意欲をたぎらせた。昨季はACミラン(イタリア)で出番が少なかった本田は「自分を必要としてくれるクラブでプレーがしたかった」と明かす。「欧州に残る選択肢もあったが、自分の守りの姿勢に腹が立っていた。ここなら刺激的なチャレンジになる」と前を向いた。

 一方で「アロンソ監督からも特別扱いせずレギュラー争いから始めると言われた」とチーム内競争を覚悟。「自分の良さは得点者(FW)と相手DFの間に立ちながら(FWとのプレーが)つながること」と、トップ下へのこだわりを見せた。

 昨季はクラブと日本代表の両方で主に控えのサイドアタッカーに甘んじた。司令塔を自任する31歳は、「相手が油断すれば自ら点を取る。攻撃的な中盤の役割を果たしたい」ときっぱり、「リーグ戦もクラブW杯も全部勝ちたい。自分が出る試合は絶対勝つという気持ちで臨みたい」と力を込めた。

 リーグ初戦で23日に敵地のメキシコ市でUNAMと対戦する。メキシコは全体的に標高が高く、パチューカは2400メートルの高地。本田は「空気の薄さに慣れるのに時間がかかると思う」と認め、複数のチーム関係者が「23日の試合にはまだ出ないのではないか」との見通しを示した。29日の第2節はホームに強豪アメリカを迎える。

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