張本勲氏、浦和、済州の乱闘劇に「お前をやっつけたという態度ダメ」と“喝”

 野球評論家の張本勲氏が4日、TBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー「御意見番スポーツ」に出演し、5月31日のAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、浦和-済州の一戦で起きた乱闘問題を“喝”を入れてバッサリと切り捨てた。

 勝った浦和に対して、「態度が良くない。韓国の選手が見たら何だという態度を取ってはないけない。扇動するような態度がいけない。肩から上のガッツポーズや、お前をやっつけたんだという態度を取ってはダメ」と試合後の行動に問題があったと指摘。

 その上で「どうして若い人はエチケット、マナーがわからない。日本人はオギャーと生まれたらエチケット、マナー、礼儀を教えるじゃないの。昔は世界どこに行っても礼儀の正しい民族だと言われていたが、今はそんなことはないね。昔は親が教えたり、ダメなら先輩が教えた」と話した。

 済州の監督の「負ける者のマナーもあれば、勝利する者にもマナーが必要」というコメントを引用し、「これが本当の韓国人の言葉なんですよ。東南アジア選手の美徳なんだ、これは」と厳しい表情でうなずいていた。

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