ドルトV 香川フル出場で貢献「誇りに思う」

 「ドイツ杯・決勝、ドルトムント2-1Eフランクフルト」(27日、ベルリン)

 日本代表MF香川真司(28)のドルトムントが長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトに2-1で競り勝ち、2011~12年シーズン以来5季ぶり4度目の優勝を果たした。香川はMFでフル出場し、勝利に貢献。3月の右膝手術を経てリハビリ中の長谷部は欠場した。

 ドルトムントは3季連続で立った決勝の舞台で、香川は感慨に浸った。「2年連続で負けていたので、久しぶりに優勝を味わえて本当に素晴らしい気分。誇りに思う」。中盤の潤滑油として優勝に貢献し、言葉には実感がこもった。今季は試合に出られない時期もあったが、「しっかりと立ち向かえた。自分のキャリアで最も成長した1年といえるほど熱いものがある」と充実の笑みを浮かべた。

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