代表復帰の今野が鮮やかな先制弾!欠場が濃厚な長谷部の代役に名乗り
「明治安田生命J1、G大阪1-1浦和」(19日、市立吹田サッカースタジアム)
浦和が試合終了間際にラファエルシルバのPKで追い付き、G大阪と1-1で引き分けた。G大阪が勝ち点8で5位、浦和は同7で6位となった。後半にG大阪は今野が頭で押し込んで先制し、浦和は終盤に攻め立ててPKを獲得した。リーグ戦はW杯アジア最終予選に臨む日本代表の活動のために中断し、第5節は4月1、2日に行われる。
経験だけでなく、決定力も持ち合わせている。2年ぶりに代表復帰したG大阪MF今野が鮮烈な先制点を決めた。後半12分、DF呉宰碩の左クロスに「本能だった」と猛然と飛び込み頭で押し込んだ。
開幕戦以来3試合ぶりの今季2得点目。今季は3ボランチの一角を務めており「チャンスにゴール前に入ることは監督にも要求されている。いい形だった」と胸を張った。
日本代表ハリルホジッチ監督から経験を買われ、W杯最終予選の大一番を前に代表へ呼び戻された。膝を負傷したMF長谷部の欠場が決定的で、出場の可能性も高まるが「向こうに行ってから競争になる。監督の要求に応えられるようにピッチで表現したい」。ゴールを手土産に久々の代表へ合流する。