レアルが17歳の“黒いイブラ”を確保

 スペイン1部リーグ、レアル・マドリードが、アレクサンデル・イサク(17歳)を獲得することが15日までに確定的になった。週明けに5年契約のサインを結ぶことになっている。

 イサクはスウェーデン出身の17歳。地元のAIKソルナ所属で、スウェーデンのフル代表2試合目で初得点を挙げており、同国の英雄イブラヒモビッチのあとを継ぐと言われるほど将来を期待されている。これまでにチェルシー(英)、バイエルン・ミュンヘン(独)、ユベントス(伊)などが獲得に動いていたが、昨年11月にマドリードを訪れクラブ練習場などを見学、スペイン参戦を決断したという。

 レアル・マドリードは未成年選手の扱いによりFIFAから今季の冬市場の補強禁止の処分を受けている。もっとも選手登録はできないものの、契約締結自体は可能。今回は選手の確保だけで、実際にチームに加入するのは新シーズンからの見通しとなっている。なお移籍金、年棒などは明らかになっていない。

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