J2岡山、今年も“珍キャンプ”からJ1昇格挑戦

 J2岡山が16、17日の2日間、岡山県吉備中央町の国立吉備青少年自然の家で、恒例のウインターキャンプを行った。参加した31人の選手は3班に分かれ、さまざまなアクティビティ(課題)に取り組むことによって判断力や問題解決力を養う「ASE」(Action Socialization Experience=社会性を育成するための活動体験)に挑戦した。

 森の中に設置された5つの課題は、どれも解決するにはアイデアと論理的思考力、そして筋力が必要だ。

 例えば「ウォール」と名付けられた課題は、高さ4メートルの壁を1チーム6人全員がはしごなどを使わず乗り越えるというもの。互いの身長、体重、筋力などを考慮に入れて壁を登る順番を決め、肩車や腕の力を頼りに仲間を引っ張り上げる。ほかにも「アイランズ」「クモの巣」など難関の連続。選手たちは助け合いながら解決策を見いだし、制限時間内にクリアに成功した。

 すべての課題を終えると、最後にミーティングを開催。2日間の成果と反省点を話し合い、全員が今季の目標を発表して2日間のキャンプを締めくくった。今季J1の清水から期限付き移籍したMF石毛秀樹(22)は「自分は新加入なのでコミュニケーションを取ることが目標だった。みんなとの距離が縮まったし、これがサッカーにもつながると思う」と話した。

 岡山は昨季6位でJ1昇格プレーオフに進出したが、決勝でC大阪に敗れ惜しくも昇格の夢を逃した。シーズン後に元日本代表DF岩政大樹(34)やリオデジャネイロ五輪日本代表のMF矢島慎也(22)、エースFW押谷祐樹(27)ら主力選手が移籍。チームは一新されたメンバーでJ1昇格に再チャレンジする。

 過去には雪山登山や無人島でサバイバル合宿を行うなど、毎年ユニークなキャンプでシーズンをスタートする岡山。今年は2年連続となる「ASE」でチームの団結を深めた。就任3年目の長沢徹監督(48)は「ウチのクラブは雪山に登ったり筏(いかだ)を作ったり、ASEをクリアしたりするのはJリーグで一番うまい。あとはサッカーだけ」と笑いながら話し、「目標に向かって粘り強く、最後まで諦めないチームを作りたい」と力を込めた。

 チームは18日から練習拠点の政田サッカー場(岡山市)でトレーニングを開始する。

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