横浜M 新加入9選手のプレーで“俊輔ロス”吹き飛ばす
横浜Mが15日、横浜市の日産ホールで新体制を発表した。名古屋から移籍した元日本代表MF扇原貴宏(25)、柏から移籍したDF山中亮輔(23)ら新加入9選手と新ユニホームが披露された。
扇原は背番号「6」に「光栄です」と笑顔。中村俊輔ら主力の移籍問題など渦中での加入にも「年代の近い今年入った選手と、1つになってやっていけたら。自分たちはピッチでやるだけ」と雑音を封印した。
この日はホール内とホール外のパブリックビューイングに計1323人のサポーターが集結。冒頭でこの日付で就任した古川宏一郎社長(41)が壇上に立ったが「まずはごあいさつして知ってもらう」と自己紹介にとどまり、移籍問題のサポーターへの説明はなかった。
中村の穴はみんなで埋める。FKが武器の山中は「中村選手の足元にも及ばないけど、セットプレーの時は比較して見られる。期待に応えたい」とFK代役を志願。扇原は「前線のアタッカーに足の速い選手が多い。自分も攻撃を組み立てられる」とラストパス役だ。“俊輔ロス”をプレーで吹き飛ばす。