【チューリヒ(スイス)共同】国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は10日、スイスのチューリヒで記者会見し、2026年ワールドカップ(W杯)の出場数を現行の32から48に拡大することについて「サッカーは欧州と南米のものだけではなく世界的なもの。質はすごく上がっている」と述べ、試合の質が低下するとの見方を否定した。
FIFA加盟211協会のうち48チームは23%に相当する。これに対し、インファンティノ会長は「アジア・カップは52%、欧州選手権は44%」など、各大陸王者を決める大会での加盟協会に対する本戦出場チームの割合を指摘した。