インテル・長友 後半から途中出場「腐らずに努力することだけを考えて」
「イタリア1部リーグ、インテル・ミラノ3-0ラツィオ」(21日、ミラノ)
インテルの日本代表DF長友佑都はラツィオ戦の後半18分から途中出場し、無難にプレーした。チームは3-0で快勝した。
前半攻めあぐねたインテルは後半9分、相手のクリアミスからMFバネガのシュートで先制。同11分にはFWイカルディのヘッドで追加点を奪った。同18分には長友が左サイドでピッチへ。同20分のイカルディのこの日2点目で試合を決定づけた。
長友は同37分、MFペリシッチからのパスをオーバーラップして前線で受け、左サイドからクロス。FWパラシオが頭で落とし、ゴール前にいたイカルディに渡ったが、シュートはゴールの右角をたたき、得点にはつながらなかった。以下、長友との一問一答。
-後半2点を取ってからの出場となった。
「(ラツィオのFW)フェリペ・アンデルソンと(後半14分から出場した背番号14)ケイタっていう、すごい速い選手がいたんで、監督にしっかりそこをケアしてくれって言われてましたけど」
-後半37分にはいい形でチャンスを作ることができた。
「チャンスがあったら、いいタイミングで上がりたいなと思ってたんで、スペースもうまくできたし、ペリシッチとの関係もすごく良かったと思うんで」
-ペリシッチとはいつもいいタイミングで合っている。
「そうですね、彼とはいつも話し合っているんで、いい関係はできてます」
-前半振り返ってみて。監督が代わったりした。
「まぁ監督が代わるのはもう慣れていますけれど、ただ試合に出られないことも多かったし、出たり出られないの繰り返しもありますけど。長いサッカー人生でこういうこともあると思うんで、しっかり自分自身腐らずに努力することだけを考えて、ずっとやっていきますよ」
-厳しいポジション争いが続いているが。
「そりゃあ厳しいでしょう、いい選手いますから。いい選手が毎年のように入ってくるし、そこは厳しい戦いが続くかなと思いますけど。僕自身、楽しんでいるんで」。
-今日の試合が独身最後の試合だった?
「ありがとうございます」
-そうなんですね?
「いや、わかんないです。皆さんのご想像にお任せします(笑)」。
-明日(日本へ)帰るのか。
「はい、明日帰ります。1年間ありがとうございました。ブォン・ナターレ!(イタリア語でメリー・クリスマス!の意味)」