Ｊリーグのプレシーズン大会として、来年１月にタイで国際親善大会を開催する計画があることが７日、分かった。この日行われたＪリーグ総会会見に出席した村井チェアマンが明かした。Ｊリーグが主催者となり、Ｊ１の２クラブを派遣し、現地のクラブを交えた大会創設を検討しているという。

　来季から英動画配信王手のパフォーム・グループと大型契約を結び、リーグは１０年総額で約２１００億円という収益を得る。同会見で発表された来年度の予算案では、収益は前年から倍増の約２６５億円となる見込み。この“軍資金”を元に、Ｊリーグのアジア戦略を推し進めることが狙いという。

　Ｊリーグの幹部が「海外での環境適応や、他国の多様なサッカー文化を知ることはプラスになる」と語るなど、クラブ側にとっても大きなメリットとなりそうだ。