浦和・ペトロビッチ監督、先勝もCS日程に苦言
「明治安田生命J1チャンピオンシップ・決勝第1戦、鹿島0-1浦和」(29日、カシマサッカースタジアム)
J1の年間王者をかけ、年間勝ち点「74」で1位の浦和が、同「59」で3位の鹿島にアウェーで先勝した。浦和は後半11分にFW興梠慎三が相手ペナルティエリア内で倒され得たPKを、同12分にMF阿部勇樹が真ん中へ蹴り込んで、貴重なアウェーゴールの1点を挙げた。
浦和のペトロビッチ監督は試合後、CSの日程について苦言を呈した。レギュラーシーズンのリーグ最終戦が11月3日だったことを引き合いに、「われわれにとっては日程的に難しい試合だった。世界中を見ても、リーグ終了から、プレーオフまで約1カ月間あくリーグはない。自分たちにアドバンテージがあるとは思えない」と漏らした。
決勝はホーム&アウェーの2試合で王者を決め、第2戦は12月3日に浦和のホーム、埼玉スタジアムで行われる。優勝チームは同8日から日本で開催されるクラブW杯に開催国代表として出場する。