鹿島-浦和 前半は0-0、興梠には古巣サポーターからブーイングも

 「明治安田生命J1チャンピオンシップ・決勝第1戦、鹿島-浦和」(29日、カシマサッカースタジアム)

 J1の年間王者をかけ、年間勝ち点「74」で1位の浦和がアウェーで同「59」で3位の鹿島と対戦。前半は0-0で終了した。

 浦和は11月3日以来のフルメンバー。前半8分に右からMF柏木陽介のクロスにFW武藤雄樹が頭で流してゴールネットを揺らしたがオフサイドの旗が揚がった。

 12年まで鹿島に在籍したFW興梠慎三もゴールを狙った。ボールを持つと古巣サポーターからブーイングの声が上がった。

 前半44分には右から武藤が強烈なシュートを放ったが、GK曽ヶ端準が防いだ。

 鹿島はアウェーでの準決勝(23日、1試合)で年間勝ち点「72」で2位の川崎をFW金崎夢生の決勝ゴールによる1-0で破って決勝に進んだ。

 鹿島はGK曽ヶ端、MF小笠原満男の両元日本代表も先発で出場。前半28分には右からMF遠藤準のCKがフリーボールとなったが誰も触れられなかった。

 決勝はホーム&アウェーの2試合で王者を決め、第2戦は12月3日に浦和のホーム、埼玉スタジアムで行われる。優勝チームは同8日から日本で開催されるクラブW杯に開催国代表として出場する。

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